12月18日(日)今年最後の移動支援は、ビッグ愛で開かれた、「国際交流まつり」への参加でしめくくりました。
「国際交流まつり」は、和歌山に住むあらゆる国々の人達との交流の場として、いろいろな体験や、各国の食べ物の試食が出来ます。有田の地域ではあまり知られていないのですが、伊藤ヘルパーの娘さんが、その国際交流センターで働いている為、今回参加させてもらえる事になりました。
今日も冬晴れの寒い朝、利用者さん7名とヘルパーを乗せて、介護タクシーで出発しました。今日から新しく加わってくれた「かよちゃん」は22歳のスリムなかわいい女の子です。有田川町の吉原に住んでいます。今回は、有田川町の吉原、湯浅町の吉川、栖原、山田、そして有田市と広範囲の場所を介護タクシーで、順番にお迎えに行きました。みんな準備万端、月1回の外出を本当に楽しみにしてくれています。
見て下さい。あやみちゃんのうれしそうな顔
あやみちゃんは常時車いすが必要で、日常生活全般にお手伝いが必要です。それでもお母さんは頑張っていろいろな所へ連れて行きます。だから、あやみちゃんは外出が大好きです。
今日の昼食は「くら寿司」の予定です。少し時間が早かったので、警察署でトイレ休憩をしました。
エレベーターも完備され、障害者用トイレもとってもきれいでした。
トイレを借りに警察署に行くのは初めてで、何にも悪い事はしてませんが、ちょっとだけドキドキしました。
お昼御飯は、初めての回転寿司です。1週間前に電話をして、簡単な打合せをしていたので、スムーズに席に着く事ができました。
おなかいっぱい食べて、会計は一人ずつでお願いしました。自分でお財布からお金を支払ってレシートをもらうのも経験です。ヘルパーが付添えば、時間がかかっても自分でお金を払う事まで出来ます。でも、お昼時の一番忙しい中、すっごく時間がかかってしまいましたが、お店の方は、最後まで笑顔で対応して下さいました。本当にありがとうございます。
いよいよビッグ愛で、国際交流まつりに参加。中はすごい人で、1歩歩くのも大変な状況でした。
ステージでは韓国舞踏を初め、空手やフラメンコ等が披露されました。韓国舞踏の衣装のきれいな事・・・お人形そのままでした。
会場ではさまざまな体験や試食を楽しみました。
自分の名前を中国語で読んだり、簡単なスペイン語を習ったり、和菓子の体験をしたり・・・
民族衣装の体験もありました。
たくさん遊んでたくさん食べて、おみやげもたくさんもらって、最後に記念撮影をして、再び介護タクシーに乗って、有田川町、湯浅町、有田市へと帰りました。
障害はみなさまざまです。みなそれぞれ、介護が必要です。でも、ご家族がみなとても頑張っています。私達介護の事業所のヘルパーが出来る事はほんのわずかですが、今後もそのほんのわずかなお手伝いをしていきたいと思います。
今回も、たくさんの方に助けて頂きました。本当にありがとうございます。